携帯電話を通してしかコミュニケーションができなくなった『KEITAI GIRL』。2004年から山口典子が展開している、全身をケータイのボタンで覆われ、電話をかけると発光する作品だ。ディスコミュニケーションやニートといった問題を内包し、非接触型コミュニケーションが浸透した現在を指し示している。このままケータイのボタンのままなのか、それともスマートフォンのディスプレイを身にまとうのか、作品の今後が気になる。第7回恵比寿映像祭より。
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