「英国の夢」ってどんな夢?19世紀イギリスの画家たちが見た理想〜『リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展』
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ジョン・エヴァレット・ミレイ
《春(林檎の花咲く頃)》
1859年 油彩・カンヴァス
© Courtesy National Museum Liverpool, Lady Lever Art Gallery

正直に言えば、『ラファエル前派』というグループの存在は、その中にジョン・エヴァレット・ミレイの名前を見つけなければ、まったく知らないままだったと思う。まして、ミレイの描いた「オフィーリア」が好きでなければ、興味も持たなかったかもしれない。


ミレイのオフィーリアもそうだが、ラファエル前派を成した、ロセッティやウォーターハウスの作品を見ていると、これは一体、いつの時代の作品なのかさっぱり検討がつかなくなる。いや、もちろん、美術史を勉強したり、研究している人にはごく常識なのかもしれないが。


まして、ラファエル前派が発生した場所が19世紀「産業革命」のリヴァプールだなんて聞けばますますこんがらがる。リヴァプールと言ったら、どう考えても、あの伝説のグループしか思いつかない。文字通り、ルネサンスの巨匠、ラファエロ以前の絵画への回帰だと言われても、だ。

ともかくも、この謎(あくまで僕にとっての、だけど)を解くのは、12月にBunkamura ザ・ミュージアムで開催される『英国の夢 ラファエル前派展』を待つしかないようだ。もしかすれば、どこかで2つのグループは関係があるのかもしれない。

な、わけない?

公式サイト
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/15_raffaello/

東山ブルーが美しい、佐藤卓によるシンボルマーク誕生《山種美術館》
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2015年10月13日に行われた『都内5美術館 2016年開催企画展 合同記者発表会』において、山種美術館が50周年記念シンボルマークを発表した。山種美術館と言えば、何と言っても日本画家・安田靫彦(1884〜1978)による「書・山種美術館」を使ったロゴが印象深いが、ここにグラフィックデザイナー・佐藤卓さんがデザインしたシンボルマークが加わった。


この格子の丸窓を思い起こさせる日本的なデザインのシンボルマークは、横組みのアルファベット「YAMATANE」の文字を縦長にして円状に収めたものと、縦組みの漢字「日本画」の文字を横長にして円状に収めたものを重ね合わせている。さらにシンボルマークの色は日本の伝統色であり、現代を代表する、山種美術館とも縁深い日本画家・東山魁夷が好んだ、「東山ブルー」とも言われる群青の岩絵具をイメージしたたもの。


ユニークで親しみやすく、それでいて日本の美を表現したこのシンボルマークからは、日本画の魅力を後世に伝えたい、世界に向け、日本画の素晴らしさを発信したいという山種美術館の願いを、デザインが見事に表現し、その思いが伝わってくる。

http://www.yamatane-museum.jp

新宿にまたゴジラが出現!新宿クリエイターズ・フェスタ2015
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新宿駅周辺各所において繰り広げられるアートイベント『新宿クリエイターズ・フェスタ 2015』。2015年8月21日(金)の開会に先駆け、砂像彫刻家・保坂俊彦さんの手による砂像『ゴジラ』がお目見えした。
頭上には「ゴジラVSキングギドラ」でゴジラが破壊した都庁庁舎が精密に作りこまれ、背面にはキングギドラ、側面にはモスラ、ラドン、メカゴジラといった人気の東宝怪獣が。
会場のひとつである新宿中央公園・水の広場に設けられた特設会場にはおよそ50トンもの砂を持ち込んで制作されたもの。8月10日より制作が続けられてきた。完成間近になっての天候の急変で、完成が危ぶまれたが、あとは土台部分に描かれた怪獣たちを仕上げて完成となるようだ(19日12時現在)。9月27日まで公開。

詳細、フォトギャラリーはこちら。
http://chibahidetoshi.blogspot.jp/2015/08/2015.html

新宿クリエイターズフェスタ2015
http://www.scf-web.net

Google Art Projectに伊藤若冲『樹花鳥獣図屏風』がお目見え
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Googleカルチュラルインスティチュートに、新たに日本の美術館7館が加わり、世界中の美術館が所蔵する美術作品をオンラインで鑑賞できるアーカイブサイト「Google Art Project(グーグルアートプロジェクト)」で、静岡県立美術館が所蔵する伊藤若冲の『樹花鳥獣図屏風』をはじめ486点が閲覧できるようになった。

同プロジェクトへの日本の美術館の協力は2012年の東京国立博物館などの参加からはじまっており、順調に協力館を増やし、日本美術の紹介にひと役買っていると言える。今回公開された作品中、目玉と言える「樹花鳥獣図屏風」は70億画素のギガピクセルで撮影されたもので、肉眼はもちろん単眼鏡でも見ることができない、細かな筆のタッチにまで迫ることができる。

また、今回、「Googleカルチュラルインスティテュート モバイルアプリ」が登場。国立西洋美術館や広島平和記念資料館を始めとする8館の展示(展示25 件、作品487点)がスマートフォンやタブレットなどのAndroid搭載端末で鑑賞できる。たとえば、東京富士美術館のアプリでは狩野派や琳派の作品が鑑賞できる日本の江戸絵画の系譜を、さきたま史跡の博物館のアプリではギガピクセルで撮影した「金錯銘鉄剣」が収録されている。

https://www.google.com/culturalinstitute/project/art-project

「ウルトラマン」新時代の到来? 円谷プロがスペシャルムービー『ULTRAMAN_n/a』を公開
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いつもの渋谷のスクランブル交差点。突如、激しく鳴動し、地中から地下鉄車両を咥えた怪獣が現れる。蹂躙される街に銀色に鈍く輝く巨人が立ちはだかる。

7月16日、円谷プロダクションが謎のウルトラマンの映像『ULTRAMAN_n/a』を公開した。これまでの円谷のお家芸であるミニチュアでのスーツアクトとは異なる、フル3DCGと実写を組み合わせたハリウッド映画のようなスタイルの映像だ。

鈍い銀色のボディはスーツとは異なり、リアルな肌質を持ち、生身のウルトラマンを表現している。踏ん張る足首には筋が盛り上がり、わずかに開く口を持つ顔も歪む。敵怪獣は地底怪獣ネロンガと灼熱怪獣ザンボラーの中間のような重量級だ。角の発光で弾き飛ばされたウルトラマンにヒカリエが崩壊。渾身の力を込めて怪獣を道玄坂方向に背負投げ。ここで映像は終わる。

とにかく謎だらけの映像。BGMがつけられているのみで、セリフもナレーションもなし。謎を解く鍵は「IN A TIME OF DESTRUCTION(破壊の時間)」、「HE RETURNS(彼は戻った)」、「THE ULTIMATE BATTLE BEGINS(究極のバトルがはじまる)」というキーワードと、最後に出てくる「7.7」のみ。

ウルトラマンの新作予告編なのか、それとも資本出資を求めるデモムービーなのか。期待感は高まるばかりだ。

https://youtu.be/x139kIbYeV8

北欧の女流画家、ヘレン・シャルフベックのお誕生日会開催:《ヘレン・シャルフベック―魂のまなざし》東京藝術大学大学美術館
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パティシェ イナムラ ショウゾウのシェフ稲村省三さんが手がけた特製バースデーケーキ

東京藝術大学大学美術館においてフィンランドの女流画家、ヘレン・シャルフベックの展覧会『ヘレン・シャルフベック—魂のまなざし』が開催中だが、7月10日のシャルフベックの誕生日にちなみ、7月11日(土)に「シャルフベックのお誕生日会」が開催された。

「フィンランドの風土と人々を語る〜フィンランドが生んだシャルフベック」と題して、フィンランドセンター文化・コミュニケーションマネージャーのウッラ・キンヌネンさんと東京藝術大学の佐藤直樹准教授、女子美術大学の日沼禎子准教授を迎え、フィンランドとアートにまつわるトークセッションが行われた。シャルフベックについて、「(健在なうちから)評価され、ピカソと同様、さまざまなスタイルを積極的に試してきた」(佐藤さん)アーティストで、「ファッション好きでおしゃれ」、「生涯をアーティストとして送った」(キンヌネンさん)人物と紹介した。

トークセッション終了後は、谷中の名店、パティシェ イナムラ ショウゾウのシェフ稲村省三さんが、シャルフベックの誕生日のためにつくったブルーベリーをふんだんに使い、フィンランドの国旗を模した特製バースデーケーキが登場。トークセッションのお三方がケーキカットをした。最後に参加者全員で特製ケーキをいただき、シャルフベックの誕生日を祝った。

【開催概要】
会期:2015年6月2日(火)〜7月26日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(7月20日は開館)、7月21日(火)
※巡回
仙台展 2015年8月6日(木)〜 10月12日(月・祝)宮城県美術館
広島展 2015年10月30日(金)〜 2016年1月3日(日)奥田元宋・小由女美術館
葉山展 2016年1月10日(日)〜 3月27日(日)神奈川県立近代美術館 葉山

月の港。フランス随一の歴史都市の美《ボルドー展 ─美と陶酔の都へ─》国立西洋美術館
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ウジェーヌ・ドラクロワ 《ライオン狩り》
1854-55年 175×360cm ボルドー美術館
©Musée des Beaux-Arts - Mairie de Bordeaux. Cliché L. Gauthier

ボルドーと聞いて、すぐに「ワイン!」と思った方は多いでしょう。たしかにボルドーは世界的にもっとも知られたワイン産地のひとつ。しかし、ボルドーにはワインだけではなく、人々を美と陶酔へと誘う数々の名品がある。そのボルドーの美術や文化を紐解く作品や資料を紹介する『ボルドー展ー美と陶酔の都へー』が6月23日(火)より国立西洋美術館で開催される。

フランス南西部に位置する一大ワイン産地のジロンド県にあるボルドーの歴史は古く、紀元前1世紀初頭、ガロンヌ河畔に設けられた商都ブルディガラにはじまる。中世から近世へ交易とワインで栄え、18世紀には月の形に街が形成され、フランス第一の港として黄金期を迎える。同展では古代から近世に至る資料や彫刻、18世紀の磁器の数々、さらには19世紀のロマン主義を中心としたボルドーゆかりの画家たち、近代に至るまでのボルドーが輩出した芸術家たちの作品が紹介される。

とりわけ出色なのは、幼少期をボルドーで過ごしたウジェーヌ・ドラクロワの奇跡の大作「ライオン狩り」。同作は所蔵するボルドー美術館の火災にあい、一部を焼失したものの、損なわれなかったと言われるその迫力を目の当たりにできる。

【開催概要】
会場:国立西洋美術館(上野)
会期:2015年6月23日(火)〜9月23日(水・祝)
休館日:月曜日(ただし7月20日、8月10日、9月21日は開館)、7月21日
開館時間:午前9時30分〜午後5時30分(金曜日は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,600円(1,400円)、大学生1,200円(1,000円)、高校生800円(600円)※( )は前売り、団体料金
詳細は公式サイトを参照

http://www.tbs.co.jp/bordeaux2015/tokyo/

蔡國強の夏! 横浜、越後妻有、東京へ。まずは横浜美術館『蔡國強展:帰去来』
News アート 現代美術 蔡國強 横浜美術館

蔡國強《壁撞き》(画像転載不可)
99頭の狼のレプリカで構成されたインスタレーション

今年行われる中でもっとも期待されている展覧会のひとつ、中国人アーティストのスーパースター、蔡國強(さいこっきょう/ツァイ・グオチャン)の展覧会『蔡國強展:帰去来』が7月11日(土)より横浜美術館で開催される。

蔡國強は、火薬の爆発によって描く絵画や、スケールの大きなインスタレーション、中国の文化・歴史・思想から着想を得た作品など、ダイナミックな表現力と理解しやすいコミュニケーション力を持った手法で、アートファンのみならず幅広い人々を魅了しているアーティストだ。横浜美術館のグランドギャラリーなど、余裕のある空間を活用したスケールの大きな作品を期待したい。

7月26日(日)からは今夏、開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」のプロジェクトとして、越後妻有里山現代美術館[キナーレ](新潟県十日町)において『蔡國強 蓬莱山—Penglai / Hõrai』が、また代官山アートフロントギャラリーでは27日(月)より『蔡國強 アート・アイランド』展が開催されるのでこちらも楽しみだ。さらにインゴ・ギュンターを迎え東長寺(四谷)で行われる『回向―つながる縁起』展(羅漢堂)において、7月12日のトークイベントに蔡國強が登壇する。

まさに今夏は「日本の夏、蔡國強の夏」になりそう。

【展覧会情報】
会期:2015年7月11日(土)〜10月18日(日)※休館:木曜日
開館時間:10時〜18時(入館は17時30分まで)
※夜間開館:2015年9月16日(水)、9月18日(金)は20時まで開館
(入館は19時30分まで)
会場:横浜美術館(みなとみらい)

http://yokohama.art.museum/special/2015/caiguoqiang/index.html

夏至の前日、日の出とともに。オノ・ヨーコ《モーニング・ピース2015》が全世界で開催:東京都現代美術館
News オノ・ヨーコ 東京都現代美術館 MoMA アート 現代美術

オノ・ヨーコの作品「モーニング・ピース」がはじめて行われたのは1964年5月24日、新橋の画廊だった。翌年9月にはニューヨークの彼女の自宅屋上でも実施された。その50周年を記念して、ニューヨーク近代美術館(MoMA)において開催中の「Yoko Ono: One Woman Show, 1960-1971」展の関連企画として、「モーニング・ピース2015」がMoMAのグローバル・パートナー8館※で全世界で同時開催される。

日本での開催となる東京都現代美術館では、6月21日(日)の日の出から門を開け、美術館正面入口の外、西側にあるテントでイベントが実施される。本イベントでは、参加者は任意の未来の日付と朝の時間帯を選び、オリベッティのタイプライターでタイプ打ちし、この紙を折り畳んで封印し自宅に持ち帰るというもの。打ち込んだ未来の日の朝まで、この紙を大切に保管することとなる。

なお、本イベントのTwitterのハッシュタグは「#YokoOnoPeace」。また、東京都現代美術館では今冬、独自企画の『オノ・ヨーコ 私の窓から』展(2015年11月8日〜2016年2月14日)を開催予定だ。

※オノ・ヨーコ「モーニング・ピース2015」開催場所
ミラノ・トリエンナーレ・ファウンデーション(ミラノ)
ガレージ現代美術館(モスクワ)
イスタンブール近代美術館(イスタンブール)
J.ポール・ゲッティ美術館(ロス・アンジェルス)
オーストラリア現代美術館(シドニー)
M+(香港)
東京都現代美術館(東京)

[開催詳細]
日時:2015年6月21日(日) 4:15〜12:00 
会場:東京都現代美術館 正面入口外 西側のテント
参加費:無料

http://www.mot-art-museum.jp/blog/staff/2015/06/2015621.html

暁斎とコンドル。明治のTokyoで出会ったふたつの才能《画鬼・暁斎 ─ KYOSAI》三菱一号館美術館
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河鍋暁斎 《惺々狂斎画帖(三)》(20図のうち) 明治3(1870)年以前 個人蔵 ※後期のみ展示

幕末明治の絵師、河鍋暁斎(1831〜1889)は、6歳で歌川国芳に入門、9歳で狩野派に転じてその正統的な修業を終えながらも、浮世絵などさまざまな手法を取り込み、ユニークで型破りな画業を展開し、絶大な人気を博した。狩野派での師・前村洞和愛徳に、絵に対する熱心さから「画鬼」とまで呼ばせた類まれな絵師の画業を紹介する『画鬼・暁斎 ─ KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル』が三菱一号美術館で6月27日より開催される。

一方、暁斎の弟子で、三菱一号館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852-1920)は、明治政府に招かれて明治10(1877)年に来日、日本の近代建築に大きな影響と功績を残した人物。日本美術愛好家で、暁斎に弟子入りし、師の作品を海外に紹介するのに一役買った。

同展ではユニークな暁斎の画業とともに、明治の東京で出会った暁斎とコンドルという師弟の交流や、コンドルの業績なども紹介する。

【展覧会詳細】
会期:2015年6月27日(土)〜9月6日(日)※月曜休館(但し、7月20日と8月31日は開館)
前期:〜8月2日(日)/後期:8月4日(火)〜
開館時間:10:00〜18:00(金曜と展覧会会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで

http://mimt.jp/kyosai/

ミュージアムへ行こう! 5月18日は「国際博物館の日」
News アート 美術館 博物館 入場無料 国際博物館の日

ICOM(国際博物館会議)は5月18日を「国際博物館の日」とし、博物館が社会に果たす役割について広く市民にアピールしている。2015年は“Museums for a sustainable society” -持続する社会と博物館-をテーマとして、全国の博物館・美術館等でさまざまな記念事業が予定されている。5月18日は月曜のため、前日の5月17日(日)や19日(火)に記念事業が行われる施設が多くなっている。利用者にとってうれしいのは常設展示の無料鑑賞や記念品の配付などがあること。博物館、美術館の集中する上野エリアでは「上野ミュージアムウィーク」として、5月9日〜24日の期間、さまざまなイベントを行っている。同様に福岡でも「福岡ミュージアムウィーク」が行われている。各館、さまざまなサービス、イベントを行っているので、ぜひ日本博物館協会のサイトでチェックして、17日はミュージアムへ!

https://www.j-muse.or.jp/02program/projects.php?cat=8

華麗なる女性画家 上村松園、生誕140年
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「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」(松園)を描くことを念願とした日本画家 上村松園。清らかで端正な「美人画」を描き続けた松園が1875年(明治8年)に生まれて、本日4月23日で140年を迎えた。
松園の生誕140年を記念し、山種美術館では「【特別展】上村松園 生誕140年記念 松園と華麗なる女性画家たち」を開催中。女性として初めて文化勲章を叙勲した松園をはじめ、野口小蘋や小倉遊亀、片岡球子といった激動の時代を画家として歩んだ女性画家たちの姿や生き方にも焦点をあてる。
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html

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