フォトショップの生みの親はコピースタンプがお好き:《INSIDE PHOTOSHOP》Photoshop25周年記念展示
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いまやデザインや映像を制作する上でなくてはならないデジタルツールだが、その最初となった画像編集ツールの「Adobe Photoshop」が今年、誕生して25周年を迎えた。これを記念してPhotoshopの世界へ誘う企画展示『INSIDE PHOTOSHOP -Photoshop 25th Anniversary Exhibition-』が開催されている。22日、同展のレセプションが開催され、Photoshopの生みの親のひとりとして知られるAdobe Systems Inc.のトーマス・ノール氏が来日した。彼は、弟でインダストリアル・ライト&マジックのVFXスーパーバイザーであるジョン・ノール氏とともにPhotoshopを共同開発した伝説の人物だ。展示のメインはPhotoshopのユーザーインターフェイスが壁一面に表され、歴代のアイコンやツールが手に取れる形で展示されている。そこの前に立てば、自分がそのままPhotoshopの中に入り込めるという趣向だ。他に年表形式でPhotoshop25年の歴史を表現したコーナーがあり、Photoshopの進化を体感できる。レセプションの際、ノール氏はコピースタンプツールのアイコンを手に、「この機能がもっともお気に入り」と語った。会場は東京・原宿のUltraSuperNewギャラリーで6月4日(木)まで。

http://blogs.adobe.com/photoshopjapan/2015/05/21/inside_photoshop/

楽しみは展覧会だけじゃない。『鳥獣戯画 ─京都 高山寺の至宝─』展、充実のグッズに注目
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鳥獣戯画のトランプ(1,500円)

上野の東京国立博物館で開催中の『鳥獣戯画 ─京都 高山寺の至宝─』展ですが、大変充実した展覧会だが、ぜひチェックしていただきたいのが数々のグッズ。公式図録(2,700円)やクリアファイル(600円)や鳥獣戯画のトランプ(写真)、定番の「おたべ」(540円)なんかは序の口。とにかく兎や蛙がかわいい、という方には、兎や蛙が描かれたiPhoneケース(2,500円)やクッション(3,000円)、兎と蛙の口からメッセージの吹き出しがある型抜きポストイット(550円)、絵巻の動物たちが描かれたマスキングテープ(700円)がオススメ。変わったところだと、線をなぞって名場面が写せる写経絵(600円)もおもしろい。究極は兎や蛙が描かれたバカラのグラス、マイセンのプレート! 価格は……やめておきましょう(^^;;
http://www.chojugiga2015.jp

光輝くウェディングをどうぞ。日下淳一:電飾白無垢ウエディングドレス
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アートファン、美術界関係者なら展覧会のオープニング・レセプションなどで、きらびやかな電飾を施した真っ白なスーツ姿を一度ならず見かけた事があるはず。この電飾スーツのパフォーマンスを行っているのは現代美術家の日下淳一だ。彼は白無垢を仕立て直してスーツを作り、これに無数の発光ダイオードを取り付けたシリーズを制作している。新たな試みとして、電飾スーツと対をなす、電飾ウェディングドレスを制作した。日下はこの電飾ウェディングドレスを着て結婚式を挙げるカップルを募集しており、式の演出も含めプロデュースするという。アーティストが演出する結婚式、ぜひ見てみたい。ご興味のある方は kusaka@yk.rim.or.jp までご連絡を。
http://blogs.yahoo.co.jp/junichikusaka

チームラボと大河ドラマのカンケイ:チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
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企画展『チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地』が日本科学未来館で会期を延長して開催中だ(5月10日まで)。写真は同展に出品されている「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 ‒ Light in Dark」のワンシーン。3次元の巨大空間を高速で飛び回る八咫烏の軌跡が、書の筆使いのそれにもよく似て、伝統的な表現とアニメーションが見事に融合したデジタル・インスタレーションだ。この飛び回るカラスを見た記憶はないだろうか? NHKで放送中の「花燃ゆ」のオープニングのタイトルバックに力強く飛ぶ八咫烏のそれだ。実はこのタイトルバックはチームラボ(クレジットは猪子寿之)が手がけているのだ。
http://odoru.team-lab.net

『鹿を歯医者に連れていく』:久保田沙耶
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「漂流郵便局」(小学館)が話題の久保田沙耶がisland MEDIUMで個展「鹿を歯医者に連れて行く」を開催中だ(2月22日まで)。数万年もの間、人に食肉、毛皮などモノとして消費され、現代でも害獣として宿命づけられている鹿。その頭骨の大地を食んですり減った臼歯を金銀パラジウム合金の銀歯で修復し、数万年の生命性を奪い返そうというもの。いきものの命に真摯に向き合う久保田の優しい眼差しがそこに感じられる。
http://islandjapan.com/gallery/index.php?itemid=153

杉本博司の美意識が生み出したガラスのコリドー:東京都庭園美術館
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2014年リニューアルオープンした東京都庭園美術館。クラシカルな本館と対照的なホワイトキューブを持つ新館。そこへと続く渡り廊下には三保谷硝子による美しい波板ガラスの壁が設えられている。同館のアドバイザーを務める現代美術家・杉本博司のお気に入りだ。射し込む光によって現れる、ハートや蝶といった影をぜひその目で確かめてみて。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/special/

この日を忘れない:第二回 3.11映画祭
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ことしもまもなく、忘れられない、忘れてはいけない日がやってくる。その日に先駆け、2月21日よりアーツ千代田3331において『第二回 3.11映画祭』がはじまる。3.11をきっかけに生まれた映画を見て、さまざまな人たちの話に耳を傾け、語り合い、これからの世界と向き合いたい。ことしは気仙沼、石巻、いわきといった東北各地の他、全国にサテライト会場が設けられる。またレンタル店で「家路」(久保田直監督)、「遺体 明日への十日間」(君塚良一監督)、「希望の国」(園子温監督)といった作品を借りて、映画祭に参加することも。28作品のどれかひとつでもご覧いただきたい。
http://311movie.wawa.or.jp

六本木アートナイト2015、テーマは『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』に決定
Story アート

アートの祭典「六本木アートナイト2015」のテーマが『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』に決定。2013年、2014年に続きアーティスティック・ディレクターを日比野克彦、メディアアートディレクターにライゾマティクスの齋藤精一を迎えて、4月25日(土)〜26日(日)に開催される。(写真は六本木アートナイト2014の様子)
http://www.roppongiartnight.com/2015/index.html

ウォーホルのルームシューズ
Story アート ファッション

ユニクロはウォーホルやバスキアなど、さまざまなアーティストとのコラボしているが、いま人気なのがこのルームシューズ。こちらはアンディ・ウォーホル「フラワーズ」がモチーフ。他にキース・ヘリングのものもある。

アジアの新しいサウンドが響く:ENSEMBLES ASIA
Story 音楽、アート

音楽を通じて、アジアの国どうし、交流し、新しい音楽を生み出すENSEMBLES ASIA。アーティスティック・ディレクターの大友良英さんをはじめ、アジア中の音楽家が一同に介し、刺激的な音楽の一夜が繰り広げられた。https://ensembles.asia

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