ウミサソリをいまにもカブリつきそうなダンクルオステウス

国立科学博物館で7月7日から開催されている『特別展「生命大躍進」』では、貴重な化石標本を補完する形で、複眼を持つことがわかったアノマロカリスをはじめ、数々の再現模型が展示されている。中でも圧巻は、大きなハサミを持つ巨大なウミサソリにいまにも齧りつきそうな巨大な魚、ダンクルオステウスのチェイスを再現した模型だろう。ウミサソリはシルル紀の海に生息した、現代のサソリの仲間で、世界最大級の標本が展示されている。古生代デボン紀後期に生息していた板皮類の魚であるダンクルオステウスは同館が所蔵する頭骨とともに展示されている。

【開催概要】
会期:2015年7月7日(火)〜 10月4日(日)
会場:国立科学博物館(上野)
開館時間:午前9時〜午後5時
金曜日は午後8時まで(入館は各閉館時刻の30分前まで)
※夏休み特別開館延長:8月8日(土)〜 16日(日)午前9時〜午後6時。ただし、8月14日(金)は午後8時まで(入館は各閉館時刻の30分前まで)
休館日 :7月13日(月)、9月7日(月)・14日(月)・28日(月)
※詳しくは公式サイトまで。

http://www.seimei-ten.jp

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